藍より出でし青を食む

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お菓子について

食べ方

右の動画のように藍を叩き割って食べましょう。
上手く叩き割ることができればtwitter(現X)へ
#モーゼの藍割り
をつけ投稿しよう

上手く割るときのポイント
  • 手とお菓子の間に空間はあるか
  • お菓子の中心を叩けているか
  • 叩くときの衝撃は正しく伝わっているか
  • 小槌の側面ではなく木殺しや平で叩けているか
  • 模様、色について

    この模様は藍染を参考としています
    色に関しましては
    クチナシなどの従来の着色料
    ではなく藍より出た藍色の色です

    詳しくは「藍染について」を御覧ください

    付属の茎について

    この付属されている茎は本物の蓼藍の茎です。
     茎自体について知りたい方は

    「藍について」の「茎、植物の特徴」を御覧ください

    茎の育て方

    まず付属の茎の先端を切り、
    断面を新し,日が当たるところで丸3日ほど
    水の中へ断面が浸るように水をつけ、,
    もう一端を自ら出すように入れ放置すると
    運が良ければ画像のように根が生えてきます。
    ある程度根が大きくなればプランターへ移し
    栽培してください
    (ここからの栽培法はタデ科の植物と同じです。)
    その後、葉が生えれば叩き染めという染め方を体験できます

    タデ科の栽培法に関しては
    「藍について」の「茎、植物の特徴」を、
    叩き染めに関しては
    「藍染について」の「生葉染め」を御覧ください

    付属の小槌について

    この小槌は、高知県の間伐材を利用しています

    その理由は、高知県は急激な過疎や高齢化、
    木材価格の低迷により、手入れが行き届かない人工林が増えています。
    その結果、水源涵養機能の低下や土壌の流出が起こり、
    森だけでなく川や海への影響も懸念されるなど、
    森林の荒廃は私たちの生活環境の問題となっている。
    なので間伐材の新たな活用法として小槌を間伐材で作っています。
    参考:高知県の自然環境を守る取り組みより(PDF)

    また、叩き染めをしたい場合この小槌は捨てないよう保管してください
    叩き染めで使用します。 詳しくは「藍染について」の「生葉染め」を御覧ください

    藍について

    歴史

    紀元前3000年以前
  • 藍染の出現
  • 紀元前1327年頃
  • 藍染の利用
  • 紀元前200年頃
  • 世界への伝播
  • 西暦600年頃
  • ヨーロッパでの栽培
  • 飛鳥時代~奈良時代
  • 日本への伝播
  • 西暦923年頃
  • 中国での薬用利用
  • 江戸時代
  • 日本での民間利用
  • 現代
  • 衰退
  • メインコンテンツ

    効能

    歴史を見ればわかる通り藍は昔から漢方として使われていた歴史があります。
    実際藍には抗酸化作用が他の植物と比べとても強く、
    ポリフェノール量も多いためアンチエイジングに効果があると言われています。
    また、インドでは今も解熱剤として、用いられることもあります。
    以上のことから私は藍にはなにかしら効能があると考えています。
    なので保健所へ申請し、特定保健用食品や健康食品とするための許可を得たいと思っています。

    現代での使われ方

    現代で藍色を用いたもので有名なものでは、
    ジャパンブルーとしてサッカーのユニフォーム
    葛飾北斎の富嶽三十六景
    松阪もめんや土佐紬などの伝統工芸品
    伝統工芸品については
    「藍染について」の「伝統工芸品」を御覧ください

    藍の分子構造

    茎、植物の特徴について

    藍(蓼藍)の茎はタデ科の植物に多く見られる特徴である
    トゲが少なく、節が多くあり、よくしなり、表面がすべすべとしているという特徴の他に
    赤く、繊維質で、
    藍自体の特徴として、
    タデ科の植物でもよく見られる特徴としては
    双子葉植物で、低い低木状に育つ1年で生命力が強く、
    茎からでも葉を出すことができます。
    この植物独自の特徴では
    春頃に芽が出、秋ごろにピンク色の花を咲かせ、
    冬頃に種となり種の状態で冬を越す特徴や
    インディゴという物質を自ら精製することが出来る特徴があります
    他にも多く特徴があるのでぜひ、育て、
    その特徴の違いを面白がってください

    また、藍にもタデ藍の他にも種類が多くあり、
    「インド藍」、「琉球藍」、「ウォード」、「大青」などそれぞれの特徴も有しています。

    藍の花言葉

    美しく装う、あなた次第

    由来(正しいのか間違っているのかは不明)
    藍は昔から染料として衣服に使われていた歴史がありそれが由来となり「美しく装う」という花言葉が生まれ、一括りに藍色といってもそれは数多くあり、その色は染めるときの力の入れ方や溶液に浸す時間、それを使っている年月によって特徴的な色が生まれるというところから「あなた次第」という花言葉が生まれたのかも知れないです

    「青は藍より出でて藍より青し」,「出藍の誉れ」

    荀子という約2000年以上前の人の勧学篇という漢文にある「君子曰、學不可以已。青取之於藍、而青於藍、冰水爲之、而寒於水」が由来となった言葉です。
    このことわざの意味を説明する前にまず荀子という人について説明しようと思いますこの人は教育を通じて人間の本性を改善し、道徳的な人間に育てることができると信じていました。彼は、学び続けることが人間の成長に不可欠であると強調し、人間の本性は生まれつき悪であり、生涯学び続けることによって、「善」に向かうという考え方を持った方でした。
    この言葉の辞書的な意味としては
    弟子や教えを受けた人が、最初に学んだ師匠や先生よりも成長して、さらに優れた存在になることですが、 この人は、生涯学び続けることにより、優れた人間を目指すという部分の生涯学び続けるというところに重点を置いているようにも感じられます。
    なので私としてはこの言葉は学び続けろさすれば、師を超すことにできるができる、学べ、そうすることが貴君の本質だ、学ぶことこそが成長なのだ、それこそが善へ進む方法だという思想があると思っています。
    ただこれは私個人の考えなので間違っているのかも知れません。ぜひ、ご自分で調べてみてください。

    「蓼食う虫も好き好き」

    意味は藍も例に漏れずタデ科の植物の全般は茎や葉が苦い植物や辛い植物といったものです。しかし、昆虫たちはそれを食草としているものもいて、そこから転じて人の好みも様々という意味となりました。
    ここで余談ですが、人間様も「ヤナギタデ」や「そば」というタデ科の植物も好んで食べる習性があります、 ヤナギタデはかいわれとして、そばは麺類として食べ、最近では同じくタデ科の韃靼そばと呼ばれるそばよりもずっと苦いものまで食べるそうです。昆虫よりもよっぽど人間様のほうが狂っていると私は思っています。
    ただ、藍の苦さをお菓子へ使おうと思ったのですが、青色への加工方法の関係上苦い味は消えてしまいました。なので本来の苦みを楽しみたい方はぜひご自分で育てて食べてみてください
    加工方法については
    「藍染について」の「食べられる染め方」を御覧ください

    日本語名英語名の由来(諸説あり)

    英語名:蓼藍(学名)「Persicaria tinctoria」
    属名「Persicaria」
    「Persicaria」は、ラテン語の「Persica(桃)」に由来しています。この属名が付けられた理由は、この植物の葉の形が桃の葉に似ているからです。タデ科の植物のいくつかは、葉が桃の葉に似ているため、「Persicaria」という名前がつけられました。
    種小名「tinctoria」
    「tinctoria」は、ラテン語の「tinctus(染める)」に由来し、「染料として使われる」という意味があります。この名前が示すように、Persicaria tinctoria は古くから藍染めのために使用されてきました。
    まとめると、「Persicaria tinctoria」という学名は、葉が桃の葉に似た形をしている染料用植物という意味になります。これは、植物の形状や使用用途を反映した名前になっています。
    ただ、これは「蓼藍」の場合です。他の琉球藍やウォードなどはまた別の学名があり、また別の由来があります。気になった方はぜひ調べてみてください
    英語名(俗名)「Indigo」
    藍は歴史上インドで主に生産されていました。
    そしてシルクロードを渡るに連れ
    インドからインディゴと名前を変えたのです
    日本語名:藍
    なぜ「アイ」というのか
    アイと言う名前は色の青から来ていると言われています。
    青がなまってアイとなりそれが定着しました。
    なぜこの漢字か
    藍は草冠である艹と監視の監が合わさった漢字です。


    艸(そう)」という漢字が元となっており、簡略化されて「艹」という形になっています。この形が草冠として漢字の上に付くことで、植物に関連する意味を表します。

    :この部分は、目を大きく見開いて物事をよく見る様子を表しています。「臣」は、もともと目を強調した形をしており、何かをじっくりと見つめるという意味を含んでいます
    :この部分は、水などの液体が入った器や皿を表しています。監視や監督という意味で、何かを上から見渡す、もしくは観察するということが、皿や器を通して暗示されていると考えられます。
    また、これが転じて「監枠の中に収める」と意味が生まれたとも考えることが出来たのではないかと思います。
    加えて、鏡のように用いそこへ写して見るというところか監の持っている意味でもある見本にすると言う意味ができたのかも知れません。
    臣の右側のやつこの部分は「皿」を覗き込む人から生まれた象形文字です。


    「藍」と言う漢字は以上の要素から形成されています。これより藍へこの漢字を使った理由は5つほど考えられます。

  • 伝統的な藍染の発酵過程では水の入った壺の中へ入れ長時間放置するという方法でその事柄に告示した情景をした状況を会意文字化した監が使われ、植物であるというところから草冠がついた

  • 藍になにか加工を施し、染液と呼ばれる溶液を作りそこへ布を入れるという問方法で布へ色を移し取ると言う方法があり、その事柄に告示した情景をした状況を会意文字化した監が使われ、植物であるというところから草冠がついた

  • 上と同じ方法で染液に布を浸し色を写すということを鏡のように写すと言う意味のある、監を用いて表し植物であるというところから草冠がついた

  • 手本と言う意味合いから染料に使用するという意味へ変わり、それに使用する植物という意味で草冠が使われた

  • 藍染には生葉染めという発酵以外にも枠に入れ押しつぶして色を出すという技法があります。枠に収めるという意味のある監が使われ、押しつぶすと染料となる植物ということで草冠がついた


  • ただこれは本当に正しいかは私にはわからないです。何が正しいかぜひご自分で調べてみてください。
    発酵させる加工方法については
    「藍染について」の「沈殿藍」または「スクモ染め」を
    生葉染めに関しては
    「藍について」の「効能」を御覧ください

    藍染について

    根本的な原理

    藍はインジカンというインドキシルに「グルコース」をくっつけたような形の無色透明で、水溶性のない有機化合物を精製します。葉はこれを分解する酵素を持っていますが、葉が茎から離され時間が経つと分解するための酵素が分解されてしまいます。(藍の枯れ葉が青っぽくなるのはその理由です)そしてインジカンを分解し、また黄色っぽい透明なインドキシルという有機化合物を取り出し、それを酸化させることで水素を一つ取り除くことが出来、その物質が2つ繋がる事によってようやく、藍色のインジゴが完成します。ちなみにインジカン、インドキシル、インジゴとともに水溶性はありません。
    化学構造などに関しては
    「藍について」の「藍の分子構造」を御覧ください

    食べられる染め方

    従来の発色方法

    生葉染め

    葉を新鮮な内(藍のインジカンを分解できる酵素が分解される前)に布へ葉をくるみ葉をハンマーなどで叩くことで葉の中の細胞を破壊し、破壊する過程で出てきた酵素、インジカンが葉の汁が布へ付着し、酸素と触れることでインドキシルとなり、それが外気に触れ酸化することによってインジゴとなることで他の方法と比べ淡い青色の色素として藍染をすることが出来ます。

    スクモ染め

    まず瓶へ水と藍の葉を入れます紺のときインジカンを微生物がインドキシルとグルコースに分解し、先程発生したグルコースを微生物が酸素を発生させその酸素によりインドキシルが酸化し、インジゴとなり、水の色が青く染まるそしてこの溶液へ布を浸し、乾燥させることで藍色の美しい布が出来上がる。また藍の葉を発行する過程で液に藍の花と呼ばれる青色の泡が生まれこの泡を乾燥させ粉末状となることで「青黛」と呼ばれる漢方となる
    青黛の効能などに関しては
    「藍について」の「効能」を御覧ください

    化学的な合成

    アドルフ・フォン・バイヤーさんが発見したそうなのですけど私自身イマイチ理解しきれていない部分や信じかねている部分があるためご自分で調べてみてください
    (私自身実験したことがないため本当になるかはわからないですしおすし)

    https://en.wikipedia.org/wiki/Baeyer%E2%80%93Drewsen_indigo_synthesis
    (ウィキペディア様)

    色素の保存方法、保存したもの利用方法

    沈殿藍

    スクモ染めにより溶液が青く染まったのちその溶液を実は個体として保存、運搬する方法があります。
    その方法は消石灰(水酸化カルシウム)などの凝集剤を加えこの凝集作用により青くなった色素であるインディゴを凝集させ溶液の底に泥藍と呼ばれる物質が沈殿されをコレを乾燥させることで藍錠という個体を得ることができる、コレを用い葛飾北斎や歌川広重などは、絵を描きました。しかしコレをそのまま藍染めに使用し布を染めることはできないため別の操作をする必要があります。
    藍錠や泥藍を用いた絵については
    「藍染めについて」の「伝統工芸品」を
    別の操作などに関しては
    「藍染めについて」の「ハイドロ染め」を御覧ください

    ハイドロ染め

    固形となったインディゴは水に少ししか解けないため塩基性還元性溶液であるハイドロサルファイトに入れインディゴを液体に溶けている状態にする必要があり再度溶液は黄色く染まります。インディゴ(厳密にはこの状態ではインドキシル)が溶けた黄色い溶液に布を入れ布へ染み込ませ酸化させることで再度藍錠より布へ色を染めることができます。
    (インディゴの状態ではどうやっても液体に溶かすことが難しいため還元剤によって酸素を奪いインドキシルに変更する必要があります)
    またここへ蝋をいれ硬化させクレヨンのような画材にもされていたそうです

    伝統工芸品

    藍色の種類と名前の由来

    実は藍から作られる藍色は1種類ではなくとても多い種類があります。そしてそれぞれの色はそれぞれの個性があります。 下の文字を押して色の説明や色の名前の由来を見てください。

    おまけ:色言葉のある色

    藍白

    この色は、藍染めの中でも最も淡く、白に近い色です
    わずかに藍が混ざることで白が完全な白でなくなり、独特の淡い青みを帯びるため、別名で「白殺し」とも呼ばれています
    また、東京スカイツリーに使用されている「スカイツリーホワイト」は、この藍白をベースにしたオリジナルカラーとして言われています
    また日本庭園や和室の襖に使用されることもあり、茶道具の一部や掛け軸の背景としても重宝され、
    伝統的には、平安時代の貴族の衣装の裏地に好んで使われた記録があります

    瓶覗

    藍染の淡い青色を指すこの色名は、
    蒅(すくも)と灰汁(あく)を加えて発酵させた液で満たされた甕を覗き込むと、夏空の色がまるで甕の中へ移動したかのように見えるという情景に由来するといわれています
    また、藍甕に布を数秒間浸して取り出した際に生まれる色であり、布が甕の中をほんの少し「覗いた」だけで染まる淡い色という意味合いから、この名前が付けられたとも言われています
    若者の晴れ着や舞台衣装に使用されることがあり、
    江戸時代にはこの色が染め物において非常に人気があり、特に庶民の浴衣や夏用の帯に使われました。

    白花色

    白に近いごく淡い青色を表すこの色は、白い花のような清楚で柔らかな印象を持つ色です
    朝露を浴びた白い花の清らかな美しさをイメージして名付けられました
    白い花が光や角度によってわずかに青みを帯びて見える様子が、この繊細な色合いを象徴しています。特に、日本の自然に咲く白い花(たとえば桜や梅など)が淡い青みを感じさせることから、この色名の由来となったと言われています
    現代では婚礼衣装や白無垢の帯部分にも取り入れられます
    また、平安時代の女官が使った香袋や文具の一部にも、この色が取り入れられていたとされています

    白藍

    ごく淡い青系の色をあらわすこの色は日本の伝統色の一つですその歴史は古く、平安時代に編纂された『延喜式』にも記載されていることから、長い間親しまれてきた色名であり、伝統的な色だという事がわかります 特に能衣装や歌舞伎衣装でこの色が使用されています
    また、古典建築の装飾としても見られ、お寺の障子の和紙に染められることがあります

    秘色色

    この色は中国 唐時代の終わりころから五代時代にかけて作られた青磁という焼き物と似た色(現在の浙江省にあった越州窯で作られた良質の青磁を、”秘色青磁”と言われていたそうです)や春の少し霞がかった空のような色をしていて、別名「幻秘色」といい彦星と織姫が出会う瞬間の如く夢のような秘密の色というロマンチックな由来のある色です

    また、茶碗や皿といった焼き物の釉薬の色としても非常に人気があり、日本の茶道文化と深く結びついています
    平安貴族の女性の十二単衣の重ね色目にも、この色が用いられたと言われています
    伝統的な屏風や掛け軸の背景にも使用されます

    空色

    淡い青色を指すこの色は昼間の晴れ渡る青空を思わせる明るい青色で古くからある色名ですが、明治・大正時代から広く使われるようになりました
    現代では学生服のリボンや、伝統的な浴衣の柄にこの色が使われることがあります

    1月21日の誕生色でもあるこの色には色言葉があり感性・可能性・芸術性といったような意味があるそうです

    水浅葱

    薄い 浅葱色 のこと、
    江戸時代の川柳『誹風柳多留』には、「おやぶんは水浅葱まで着た男」という川柳があり、【水浅葱】は罪人が着せられる色として表現されています
    また、伝統的な和傘の骨組み部分や染色技術でもこの色を活かした表現が見られます
    歴史的には、武士の陣羽織の一部にもこの色が用いられていたとされています

    錆浅葱

    錆びた金属の色味を含む渋い浅葱色落ち着いた雰囲気を醸し出します
    10月27日の誕生色であるこの色は継続・安らぎ・自然などの色言葉があり、
    特に茶道具や刀剣の鞘(さや)の装飾に使われることがあります
    また、水浅葱と同じように伝統的な和傘の骨組み部分や染色技術でもこの色を活かした表現が見られます
    歴史的には、武士の陣羽織の一部にもこの色が用いられていたとされています

    浅葱

    青と緑の中間の鮮やかな色江戸時代に武士の衣装としても愛用されました
    10月27日の誕生色であるこの色は幸福・愛・友情などの色言葉があり、
    現代ではアート作品やグラフィックデザインに取り入れられることもあります
    また、浅葱色は城郭の瓦の一部や、伝統的な和紙の染め色としても使用されています
    江戸時代の浮世絵にもよく登場し、特に「浅葱幕」と呼ばれる舞台道具の幕は、この色を代表する使い方の一つです
    武士が切腹する際の裃(かみしも)の色でもあったそうです

    湊鼠

    湊の静かな波を思わせるような青みがかった灰色控えめで上品な色合いで、大阪にある「湊村」で作られていた湊紙がこの名前となったと言われています
    この色は日本の伝統的な瓦屋根や庭園の石畳に使用されることがあります
    特に湊町では、祭りの提灯や飾りにも湊鼠色を取り入れたデザインが見られます

    藍鼠

    藍色に灰色を混ぜた落ち着いた色伝統的な日本の家具や衣装に使われることがあります
    特に武士道の精神を象徴する色ともされています
    この色は茶室の壁や能舞台の衣装にも使用され、静寂な美しさを引き立てます
    平安時代の貴族の間で人気が高く、屏風絵や装飾品にも多く取り入れられていました

    紺鼠

    紺色に近い深い灰色江戸時代に人気を博した色合いです
    能衣装や茶道具のデザインに多用されています
    また、紺鼠色は日本の歴史的な建築物、特に神社の内装や梁(はり)の装飾部分で見られることがあります
    江戸時代の職人が使う道具箱や収納家具にも、この色で塗られたものが残されています

    錆鼠

    金属の錆びた色味を含む青みがかった鼠色渋い美しさを持つ色です
    10月27日の誕生色であるこの色は継続・安らぎ・自然などの色言葉があり、
    日本刀の鍔(つば)や掛け軸の軸先の装飾に用いられることがあります
    この色はまた、古民家の土壁や瓦の模様にもよく見られ、時間を超えた日本の美を象徴します
    茶道の席では、錆鼠色の茶器が使われることもあり、その風格が高く評価されています

    水縹

    澄み切った水の色を思わせる鮮やかな青夏の涼しさを感じさせる色合いです
    この色は秋の季語であり、『万葉集』にもその名が見られます
    また、現代の建築物の窓ガラスや壁面タイルの一部にも、水縹色を取り入れたデザインが見られます
    江戸時代には、この色を使った団扇や手ぬぐいが庶民の間で非常に人気でした

    薄縹

    わずかに薄めた縹色爽やかな青色が特徴です
    薄縹は、特に夏の装束や和傘のデザインに使用され、涼しさを感じさせる色です
    また、絵画の空や水面を描く際に使われることが多く、自然の美しさを表現します
    歴史的には、武家の家紋や旗にも薄縹が用いられいました

    浅縹

    明るい縹色で、軽やかさと親しみやすさを兼ね備えています
    日常の小物や帯締めなどのアクセサリーにもよく使用されます
    この色は、日本の春を象徴する色合いとして、花見の装飾や茶会の道具に取り入れられることが多いですまた、江戸時代には小袖の染め色として流行しましたまた、持統天皇が服色の当色として決めた色でもある色です

    新橋色

    江戸時代から使われる青緑系の色明るく爽やかな印象を与えます
    7月6日の誕生色であるこの色は状況判断・決定力・信念などの色言葉があり、
    名前の由来は、新橋芸者がこの色を好んで身に付けたことにありますそのため「新橋芸者色」とも呼ばれることがあります
    新橋色は、江戸から明治にかけて流行し、特に着物や帯の色として親しまれましたまた、陶磁器やガラス製品の色合いとしても使用され、鮮やかなデザインを引き立てます

    青と緑の中間の鮮やかな色古くから衣装や染物に使用されました
    花田色といい、露草の花の色から名づけられたとされ、『延喜式』にも名が出ている
    祭りの衣装やのぼり旗、舞台装置にも使われることがあります
    縹色は、江戸時代の庶民にも人気があり、浴衣や風呂敷、暖簾(のれん)などの日用品にも多く取り入れられましたまた、持統天皇が服色の当色として決めた色でもあり、武士が好んで使った陣羽織の染色にも使用されていました
    日本の伝統工芸品として、染織技術の発展に欠かせない色として位置付けられています

    青藍

    深く濃い青色で、力強さと知性を感じさせる色合いです
    武家の象徴色として甲冑や旗に使用されることが多くありました
    しかしこの色が区別され始めたのは明治以降の新しい色名になります
    また、青藍色は染物や藍染の高級品に多く見られ、特に格式の高い家紋や神社仏閣の装飾にも取り入れられています

    深縹

    縹色よりさらに深みのある青落ち着きと品格を併せ持つ色です
    深縹は、特に茶室や書道の墨色に関連付けられることがあります
    歴史的には、江戸時代の絵画や屏風絵の背景に用いられることが多く、絵全体の奥行きを引き立てますまた、持統天皇が服色の当色として決めた色でもあり、伝統的な能衣装にも深縹色が採用され、舞台芸術の中で際立つ存在感を放っています

    薄藍

    ごく薄い藍色で、軽やかさと透明感を併せ持つ色合いです
    薄藍色は、和菓子の包装紙や掛け軸の背景色としても使われることが多く、全体の雰囲気を爽やかに整えますまた、茶道具や箸置きなど、細やかな工芸品にも取り入れられる色です
    江戸時代にはこの色を使った扇子や手ぬぐいが庶民に親しまれ、現在でもその伝統は受け継がれています

    花浅葱

    浅葱色の中でも鮮やかで華やかな色花のような美しさを感じさせます
    この色は祝賀行事や結婚式の和装に多く使用されています
    また、花浅葱は、特に伝統的な手描き友禅や刺繍において、美しい模様を引き立てる色として重宝されています

    薄花色

    柔らかく淡い青色で、花びらの優美さを表現した色です
    平安時代から続く色の和名で、特に春の装束や祝いの席の装飾に使用されることが多いです
    薄花色は、和紙の染色や屏風絵の背景に使用され、全体の雰囲気を穏やかに整える役割を果たしますまた、古典文学に登場する女性の装束にもこの色が多く見られます

    薄花桜

    ツユクサ(古名:鴨頭草)が咲き誇る薄い青色を思わせる色合いですしかし青い花色というのは馴染みがなく、花と言えば桜の花が連想されたところから桜の字を使い、「薄花桜」と言うようになったらしいです
    薄花桜色は、能舞台の衣装や神社の飾り布に使用されることもあり、その優しい色合いが人々を癒やしますまた、伝統工芸品の染色技術において、この色が特徴的な着物や帯が作られています
    現代では、和菓子のパッケージなどにも用いられる色です

    花色

    深みのある紫がかった青ツユクサ(古名:鴨頭草)の花の青い汁で摺染していたことに由来色です
    花色は、江戸時代の染色技術で広く使われた色で、歌舞伎の衣装や舞台装置にも取り入れられましたまた、陶器の絵付けや漆器の模様に使用されることもあります

    藤納戸

    紫がかった青で、藤の花のような優雅な印象を持つ色です
    伝統的な能衣装やお祭りの装飾に使用されています
    藤納戸色は、日本庭園の装飾や茶室のしつらえに使われることも多く、自然の美しさを引き立てますまた、江戸時代には女性の小袖や帯に多用され、非常に人気の高い色でした

    納戸

    深みのある青緑色江戸時代に納戸(収納庫)の扉や棚に使われたことからこの名が付けられました
    10月27日の誕生色であるこの色は継続・安らぎ・自然などの色言葉があり、格式高い和装や神社仏閣の装飾に使用されることが多いです
    納戸色は、染物や陶磁器の釉薬に広く使われ、伝統的な日本の工芸品にも多く見られますまた、京都の町家の瓦や屋根瓦にもこの色が取り入れられています

    高麗納戸

    納戸色にさらに深みを持たせた青緑色韓国から伝わった染色技術に由来する色です
    四代目松本幸四郎が『鈴ヶ森』の幡随院長兵衛を演じた際に着用していた合羽の色に由来している
    高麗納戸色は、江戸時代に高級な染色品として珍重され、主に武士や裕福な商人の衣装や帯に使用されましたまた、日本庭園の石や灯籠の装飾にも見られます
    現在では、伝統工芸品などに用いられる色です

    錆鉄御納戸

    錆びた鉄のような青緑がかった灰色重厚感と落ち着きを感じさせる色です
    錆鉄御納戸色は、伝統的な染色技術で使われ、特に江戸時代の着物や帯に見られますまた、日本刀の鍔(つば)や漆器の塗りにも応用され、渋みのある美しさを表現します
    現代では、茶室の装飾や伝統的な家具などに活かされる色です

    錆御納戸

    錆びた金属を思わせる深みのある青緑色渋さと落ち着きを兼ね備えた色合いです
    特に伝統的な木工品や建築装飾に多く使用されています
    錆御納戸色は、江戸時代の町家の室内装飾や、庭園の灯籠の石材にも取り入れられ、歴史的な建築物でもこの色が見られますまた、能楽や歌舞伎の衣装にも採用され、その落ち着いた印象が舞台を引き締めます

    御召御納戸

    薄めの納戸色で、上品さを感じさせる青緑色江戸時代の御召(高級な絹織物)の染め色として広く使われました
    十一代将軍が召したため、お召という言葉が入った色で、
    御召御納戸色は、京都の染織技術の中でも特に格式高い色として知られ、帯や羽織の色合いに取り入れられていますまた、日本庭園の石畳や灯籠の色合いにも使用され、その控えめな美しさが特徴です
    また現代では和服などにも用いられる色です

    鉄御納戸

    鉄のような深みのある青緑色重厚感と威厳を感じさせる色です
    特に日本建築の梁や柱に使用されることが多い色です
    鉄御納戸色は、江戸時代の染め物技術で着物や帯の染色に使われ、格式の高い色として認識されていましたまた、日本刀の鍔(つば)や鎧の一部にも取り入れられ、その渋さと力強さを演出しています
    現代では、伝統工芸品などに用いられる色です

    濃い青緑色で、鉄の強さと安定感をイメージさせる色合いです
    9月5日の誕生色であるこの色は虚栄心・善悪の区別・秩序などの色言葉があり、日本の伝統的な金属工芸や武具の装飾に多く使われています
    鉄色は、神社仏閣の金属製の装飾や瓦の色にも用いられ、日本の歴史と密接に関わる色ですまた、茶室の釘隠しや掛け金具などの細部にも取り入れられ、その重厚感が和の空間を引き締めます

    熨斗目花色

    織物の小袖のひとつである熨斗目に用いられたやや灰味の濃い鈍い青色のことで、鮮やかな青みを持つ深い色合いで、格式を感じさせる色です
    熨斗目花色は、江戸時代の染色技術において特に重要な位置を占め、舞台衣装や儀式用の衣装に使用されましたまた、日本庭園の水鉢や石灯籠の装飾にも、この色を取り入れたものが見られます
    また現代では和服などにも用いられる色です

    深い青色で、日本を代表する伝統色の一つです
    この色は古くから染色技術の中心的な存在でした藍染めは、江戸時代には「ジャパンブルー」として世界でも評価されていました
    藍色は、着物や帯、のれん、風呂敷などの布製品に広く使われ、日本の伝統文化を象徴する色です

    濃藍

    深く濃い藍色で、力強さと落ち着きを感じさせる色です
    1月25日の誕生色で理想・現実・新生活などの色言葉があり、特に武士の装束や陣羽織に多く使われました
    濃藍色は、染物や陶磁器の釉薬に多く見られ、茶道具や香炉などの工芸品にも取り入れられていますまた、能舞台の背景や衣装に使用されることで、その深みのある色合いが観客を引き込みます

    藍錆

    錆びた藍色を思わせる深い色合いで、渋さと洗練が感じられます
    奢侈禁止令などにより庶民にもてはやされた色合いです
    藍錆色は、武家屋敷の壁や建具に取り入れられ、静けさと格式を演出します江戸時代には、この色を使った陣羽織や具足が多く作られ、戦国武将の象徴として親しまれました

    深みのある青色で、日本の伝統色の中でも特に広く愛されている色です
    2月19日の誕生色で大器・指導者・感性などの色言葉があり、特に武士の正装や、江戸時代の庶民の衣服に多く使用されました
    紺色は、藍染めの過程で深く染め上げた結果得られる色で、丈夫で色褪せにくいため、仕事着や風呂敷としても重宝されましたまた、江戸時代には紺の暖簾(のれん)や提灯が店舗の目印として使われ、文化的なシンボルともなりました
    現代では、制服やスーツなど、フォーマルな場面でも広く利用され、信頼感と品格を象徴する色として定着しています。

    紺青

    紺色よりさらに濃い青で、奥深い静けさを持つ色です
    7月13日の誕生色で自尊心・滅私奉公・直観力などの色言葉があり、絵画や装飾品に多く用いられます
    紺青色は、特に日本画の顔料として使用され、「岩絵具」として伝統的な日本画の表現を支えてきましたまた、茶室の襖(ふすま)や障子の染色にも使われ、その重厚感が空間を引き締めます

    鉄紺

    鉄のように濃い紺色で、強さと重厚感を感じさせる色です
    9月10日の誕生色で冷静・自己評価・独創などの色言葉があり、特に戦国時代の武具や甲冑に使用されました
    鉄紺色は、武士の陣羽織や家紋の染色にも用いられ、威厳を象徴する色として親しまれましたまた、日本刀の鞘や鍔にもこの色が取り入れられ、その渋い美しさが評価されています

    紺藍

    紺色と藍色を混ぜ合わせたような深い青紫色高貴で洗練された印象を与える色です
    特に高級な着物や帯に使用されることが多いです
    紺藍色は、能楽や歌舞伎の衣装、さらには屏風絵の背景としても活用され、上品で奥行きのある色合いを提供しますまた、陶磁器や漆器の模様にも使われ、その高級感が引き立ちます。 また現代では和服などにも用いられる色です

    藍鉄

    藍色と鉄色を組み合わせたような重厚感のある色落ち着きと威厳を感じさせます
    特に伝統的な建築物の梁や柱に使用されることが多い色です
    藍鉄色は、特に茶室の床の間や、武士の具足の装飾に使われ、その渋い美しさが注目されますまた、刀の鍔(つば)や漆器にも取り入れられ、日本の工芸品において欠かせない色彩となっています

    搗色

    渋く暗い青紫色日本の土壁や瓦屋根の色を思わせる落ち着いた色合いです
    かちは勝ちに通じたので縁起をかついで武具の染め色や祝賀のときに用いられた
    搗色は、伝統的な陶器や漆器の染色技術にも取り入れられ、その控えめな美しさが和の空間に調和をもたらしますまた、掛け軸や襖の背景にも使用されることで、全体の品格を引き立てます

    青褐

    青色に褐色を混ぜた深みのある色静けさと重厚感を兼ね備えています
    特に古代の染色技術や陶磁器の釉薬に関連しています
    奈良時代に作成された、「正倉院文書」には「青褐紙」という紙が書かれていて奈良時代からこの名は存在していたとわかります 青褐色は、武家の装束や神社仏閣の装飾に使われ、その落ち着いた色合いが格式を感じさせますまた、茶道具や伝統工芸品にも多く使用され、古典的な美しさを演出します

    紫紺

    深みのある紫色で、紺色を帯びた高貴な印象を持つ色です
    8月31日の誕生色で自己管理・権威・居丈高などの色言葉があり、特に貴族や武士の正装に使用されました
    紫紺は、能や歌舞伎の衣装、神社の神輿(みこし)の装飾にも使用され、その荘厳さを引き立てますまた、日本画の岩絵具としても重要な役割を果たし、伝統芸術において欠かせない色の一つです

    茄子紺

    茄子の皮のような深い紫色落ち着きと気品を兼ね備えた色です
    8月31日の誕生色で心配性・審美眼・洗練などの色言葉があり、特に着物や帯に使用されます
    茄子紺は、日本の陶器や漆器にも多く取り入れられ、その深みのある色合いが高級感を引き立てますまた、茶道具の染付にも使用され、茶席の趣を引き立てます

    搗返し

    渋みのある青みがかった灰色伝統的な日本家屋の瓦や石材を思わせる色です
    特に江戸時代の染物や建築装飾に使用されました
    搗返し色は、武家屋敷の壁や障子の枠などに多く使われ、和の空間に重厚感を与えますまた、陶器や木工品のアクセントカラーとしても使用され、その控えめな美しさが評価されています

    留紺

    この色はこれ以上は藍染で濃く染められないという濃い紺色で、静寂さと威厳を感じさせる色です
    この色は今年の留めということで極月(12月)の色で色言葉は、静けさ、知恵、誠実、神秘などがあります
    留紺色は、能舞台や歌舞伎の衣装、さらには江戸時代の武士の甲冑や陣羽織に多用され、その力強さが観客の目を引きますまた、屏風や掛け軸の背景としても使用され、日本画の奥行きを引き立てます

    堅焼きについて

    歴史

    起源としては定かではないですが奈良時代から平安時代まで遡ると言われています。 中国から伝わった粉食文化が元隣神社や催事で

    保存期間が長い理由(一般的な堅焼きの場合)

    水分含有量が少ない
    堅焼きのお菓子は、水分が非常に少ないため、カビや細菌の繁殖が抑えられます。微生物は一定の水分がないと増殖できないため、乾燥している食品は長期間保存が可能になります。
    シンプルな材料と保存性の高い成分
    堅焼きのお菓子は、主に小麦粉や米粉、塩などのシンプルな材料で作られることが多く、腐敗しやすい油脂や水分の多い材料(卵や牛乳など)が少ないため、劣化しにくいです。

    なぜこれが原型のお菓子を作ったのか

    僕が好きだから

    その他

    会社について

    概要

    この会社は、藍より青い色を発現させそれを色素として販売する会社であり、
    その色素を堅焼きへ練り込みそれをお菓子として販売する会社です

    企業理念

    特になし

    起業動機

    暇だったから

    これまでの足跡

    紀元前3000年以前
  • 藍染の出現
  • 紀元前1327年頃
  • 藍染の利用
  • 紀元前200年頃
  • 世界への伝播
  • 西暦600年頃
  • ヨーロッパでの栽培
  • 飛鳥時代~奈良時代
  • 日本への伝播
  • 西暦923年頃
  • 中国での薬用利用
  • 江戸時代
  • 日本での民間利用
  • 現代
  • 衰退
  • メインコンテンツ

    イベント

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